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誤嚥性肺炎について

こんにちは。東大阪にあります大阪歯周病センター歯科衛生士の徳本です。今回は誤嚥性肺炎についてお話させていただきます。誤嚥性肺炎とは食べ物や唾液が誤って気管支に入ってしまうために起こる肺炎のことです。お年寄りや食べる機能に障害のある人は眠っている間に唾液を誤嚥してしまい、口腔内の細菌によって肺炎を起こす事がよくあります。つまり、歯周病を放置したり口の中が汚れたままであったりすると、肺炎を起こすリスクは高くなるということです。ある老人ホームで肺炎の発症率を調べたところ、1日1回歯を磨いていたグループの肺炎発症率が11%だったのに対して、歯磨きをしなかったグループは19%が肺炎になったという報告があります。誤嚥性肺炎には、次のような典型的な症状があります。発熱・激しい咳と膿性痰(のうせいたん=黄色いタン)が出る・呼吸が苦しい・肺雑音がある。これらは風邪と間違えて診断されてしまうことがあり、特に高齢者でこのような症状がある場合は誤嚥性肺炎の可能性を考える必要があります。日常生活の変化に気をつけ、これらの兆候がみられたら、病院に相談することが誤嚥性肺炎の発見につながります。

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歯周病になりやすい人

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の仙波です。今回は歯周病になりやすい人についてお話します。
男性に比べて女性は以下の事で歯周病になりやすいです。女性ホルモンと歯周病の関係実は「女性ホルモン」にも影響します。歯科医も、妊娠、出産、閉経後、更年期など、各ホルモンバランスのステージに応じた口腔ケアのアドバイスをしてくれるでしょう。ホルモンバランスが崩れやすい時期は特に丁寧なお手入れが必要です。
【思春期】
女性ホルモン生産量が上昇し、歯肉炎になりやすい時期。
炎症で出血し、歯肉が増殖することも。綿密で積極的な予防や治療プログラムが必要。
【月経中】
ホルモン量の変化で、歯ぐきが腫れたり、口内炎が起こりやすくなります。
唾液の分泌が減少し、歯周病になりやすい時です。
【妊娠中】
つわりを懸念して歯磨きがおろそかになりがち。
歯周病の炎症で出てくる物質が胎盤に影響し、赤ちゃんの早産や未熟児の可能性があるという報告もあるので要注意。
【更年期】
閉経後は唾液の分泌が下がり、歯周病になりやすくなります。
さらに骨粗しょう症になると、歯槽骨も痩せはじめ、歯周病になりやすくなるという報告もあります。

他にもあります。
【歯磨きをあまりしない人】
食後の歯磨きは歯垢除去の基本。面倒がらず行いましょう。
忙しくても、寝る前だけは丁寧に磨きましょう。
【食事のバランスが悪い人】
偏食はNG。噛みごたえのある食材や、食物繊維、ビタミンCなどは歯周病にいいと言われています。
【たばこをよく吸う人】
ニコチンは歯ぐきの血流を悪化させ、タールは歯にこびりつくと歯垢がつきやすくなるので、ぜひ禁煙を。
【ストレスをためがちな人】
ストレスは過度の噛み締めや唾液分泌量減少による免疫力低下で歯周病のリスクを高めます。上手に発散を!

歯周病でお困りなら大阪歯周病センターへ

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妊娠性歯肉炎

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の仙波です。

最近周りでおめでたい話をよく耳にするので今回は妊娠による口腔内への影響についてお話します。
 一般に妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなるといわれています。これは女性ホルモンが大きく関わってくるといわれており、
特にエストロゲンという女性ホルモンがある種の 歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を形作る細胞がエストロゲンの標的となることが知られています。
そのほか、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタグランジンを刺激します。
これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10~30倍になるといわれており、
妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。
ただ、基本的にはプラークが残存しない清潔な口の中では起こらないか、起こっても軽度ですみますので、妊娠中は特に気をつけてプラークコントロールを行いましょう。油断すると出産後に本格的な歯周病に移行する場合もありますので、注意が必要です。

歯周病でお悩みなら大阪歯周病センターへ

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