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子どもの虫歯予防

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 受付の吉間です。
今日は子どもの虫歯予防についてお話します。皆様はお子様の虫歯の予防で何か行っていることはございますか?子どもの歯は大人の歯とは違い、虫歯ができると進行も早いです。ですので歯医者さんで3ヶ月に一回定期検診を受けることが一番の予防対策ですが保健所で行われている検診に行くのも予防の一つです。では自宅でできる虫歯予防は何があるのかお話します。
お子様の年齢によってそれぞれ違いますが、まずは歯磨き歯がまだ生えかけの0歳~1歳のお子様にはガーゼでお口の中を拭いてあげます。ガーゼで拭く前にお茶かお水を少し飲ませてから拭いてあげるのがいいと思います。ガーゼでお口の中を拭くことによって歯ブラシを受け入れる体制を整える効果もあります。
3歳頃になると乳歯が生え揃ってきますがあまり歯ブラシでゴシゴシとは磨かず優しく磨くようにしてください。ゴシゴシ磨くと歯肉に傷をつけてしまいます。ぶくぶくうがいも1歳頃からお風呂などでお母さんやお父さんが見本をみせながらやらせるとできるようになってくると思います。自分で歯ブラシを持って磨くようになってきましたら親御さんが最後仕上げ磨きをしてあげてください。
6歳頃になると永久歯が生え始めてきて、この頃になると自分でしっかりと歯ブラシをもって磨くと思いますが、奥歯の歯など磨ききれていない場合が多いです。そのときも親御さんがしっかり最後仕上げ磨きをしてここまで磨くんだよと教えてあげるのもよいかと思います。そして子どもたちの大好きなおやつですが、だらだら食べるのではなく時間を決めてなるべく栄養の高い果物等をおやつにするといいと思います。与えすぎはよくないですが、キシリトールが入ったお菓子をおやつにするのもよいかと思います。お子さんの将来のためにも自宅でしっかりとした虫歯予防をすることをおすすめします。
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インフルエンザ

こんにちは。大阪府 東大阪市 大阪歯周病センター 助手の松本です。
皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
最近とても寒い日が続いておりますが、風邪を引いたりしていませんか?今回は、インフルエンザについてお話いたします。この時期特に流行しているインフルエンザですが、実はお口の中から感染することがあるのはご存じですか?
インフルエンザには接触感染と飛沫感染の2種類があります。例えば、インフルエンザに感染した人がくしゃみや咳をしたときに手で押さえ、その手で周りのものに触れてウイルスが付き、別の人がそのものに触って、手にウイルスが付き、その手で鼻や口などを触って粘膜から感染する。これを接触感染といいます。
また、インフルエンザに感染した人が、くしゃみや咳をつばなどの飛沫と一緒にウイルスを放出することで、他の人が鼻や口から吸いこんでしまい、感染してしまうことを飛沫感染といいます。このように接触感染、飛沫感染ともに鼻や口から感染するのです。特にうがいや歯磨きをあまりしない人は、口腔内が不潔になっているので、虫歯や歯周病になる菌が増殖してそこにインフルエンザウイルスが混じり、停滞しやすくなるという説があるそうです。健康なお口であれば唾液などの自浄作用が働きますが、お口の中が不潔だったり、免疫力が低下している時は、その機能が低下します。
インフルエンザを予防するには、手洗い・うがい、予防接種を受けるなどが代表的ですが、1日3回の歯磨きの徹底、歯科医院でクリーニングしてもらうなどお口の中のケアをし、清潔な状態にしておくことも、インフルエンザを予防する対処法ではないでしょうか。インフルエンザを予防するためにも、自分自身の歯が虫歯にならないためにも、毎食後の歯磨きを心がけるようにしましょう。もし、忙しくてどうしても歯磨きができない場合は、うがいだけでもするようにして、少しでもお口の中を清潔に保てるようにすることが大事です。
そして、もし「インフルエンザにかかったかも」と思ったなら、早めに医療機関へ受診するようにしましょう。
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歯周病と喫煙

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の前川です。
今日は歯周病と喫煙の関係性についてお話しします。タバコは3大有害物質(ニコチン、タール、一酸化炭素)をはじめとして、4000種類以上の化学物質、200種類以上の有害物質、50種類以上の発がん物質が含まれています。喫煙者は、がん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息、歯周病などの病気になりやすく、かつ進行が早いことが知られています。喫煙は歯周組織(骨や歯肉)を激しく破壊し、喫煙者は非喫煙者に比べ2~8倍で歯周病にかかりやすくなります。このような喫煙に起因したケースは「喫煙関連歯周炎」と分類され、その治癒には禁煙が必須となります。ニコチンの強力な血管収縮作用や一酸化炭素の素粒子の作用により、歯肉が炎症を起こしても出血が抑えられ表面が硬くゴツゴツした状態になってしまいます。また、血管収縮による血流低下や、一酸化炭素とヘモグロビンの結合による体内の酸素不足により、必要な栄養分(ビタミンC)や酸素が歯肉まで十分に供給されず、
口腔内の諸組織が栄養失調状態になり、活性化も阻害されてしまいます。さらに、喫煙者では唾液の分泌量が低下するため、細菌の繁殖を抑えづらくなり、歯垢や歯石が増えてしまいます。
このような作用により、喫煙者は歯周病にかかりやすく、かつ治りも悪くなってしまうのです。またタバコを吸わない人が、漂う不完全燃焼のタバコ煙を吸わされることを「受動喫煙」といいます。この煙は有害物質の濃度が高く、様々な健康障害を引き起こします。職場や家庭における慢性的な受動喫煙は、肺がんや心筋梗塞にかかりやすくし、死亡率を高めます。
また、妊婦の受動喫煙は早産や乳幼児突然死の原因ともなります。さらには、子供の喘息や知能低下にも大きな影響を与えることが知られています。口腔内においては、親が喫煙者の場合、受動喫煙により子供の歯肉のメラニン色素沈着(歯肉の黒色化)の比率が高くなることが報告されています。当院では喫煙者の患者様に禁煙外来のご紹介もできますのでお気軽にご相談下さい。
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