楔状欠損について
2016年2月13日
カテゴリ:日記
大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 助手の石田です。
今日は楔状欠損についてお話します。楔状欠損とは、歯のエナメル質と象牙質の境目付近の歯が、くさび状にえぐれたように減ってしまうことを言います。楔状欠損の歯は、根の部分がえぐれるように磨り減っていくのが特長で、歯の外側にあるエナメル質が削れてしまい、中の象牙質が見えてきている状態です。特に小臼歯・犬歯に起こりやすく、虫歯よりもはるかに進行が遅いため自分では気づきにくいため、知覚過敏の原因になるとも言われています。
楔状欠損の原因と言われているのは
・誤ったブラッシング
毎日行っている歯ブラシの過度の力の入れたブラッシングによって、少しずつ傷が入り、削れていってしまいます。
・歯ぎしり・くいしばり
歯ぎしりやくいしばりをすると何十キロという力が歯にかかると言われています。特に歯を横に動かした時に上下の歯が強く接触することによって、歯茎と歯の境目に負荷がかかり、その部分にたわみが起きるため組織が破壊されてしまいます。
・かみ合わせ
かみ合わせの際に歯の衝撃によって、歪みや応力が歯の根元付近に蓄積することで起こる「マイクロクラック」という、目で見えないほどの微細なひび割れです。これらのことが原因でなりうる症状です。
予防策として、
・ブラッシングは歯茎や歯を傷つけないようにやわらかいものを使用すること。強く磨かないように、優しく磨くこと。
・何かに集中したり、落ち着いている時は、歯に力を入れないようにし、上下の歯を噛み合わないようになるべくすること。
楔状欠損は、毎日の歯磨きや生活習慣で誰しもが起こりうる症状です。みなさんもぜひご自分のお口の中をチェックしてみてください。
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デンタルフロスと歯間ブラシについて
2016年2月5日
カテゴリ:日記
大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 助手の矢沢です。
皆さん、フロスや歯間ブラシはご存知ですか?歯の清掃に関心がある方はご存知かと思いますが、一般的な歯ブラシ以外に歯と歯の間を清掃する器具にデンタルフロスと歯
間ブラシがあります。いくら歯ブラシできれいに磨けても、歯間部には20~30%の歯垢が残ってしまうことが多いのです。デンタルフロスや歯間ブラシは補助清掃器具とよばれ、歯ブラシと併用して使うことで虫歯や歯周病のリスクを下げることができます。デンタルフロスには糸巻きタイプと柄付きタイプ(糸ようじ)がありますが、はじめての方は、柄付きタイプの方が使いやすいと思います。フロスは歯と歯の間に強くパチンと入れると歯茎を傷めますので、のこぎりをひくようにスライドさせて入れ、歯面に沿わせて動かして下さい。
歯間ブラシは効果的な器具ですが、サイズ選びが難しいので、歯医者さんで相談するのがいいでしょう。
皆さんも補助清掃器具を使って口腔内を清潔に保ちましょう。
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舌苔について
2016年1月30日
カテゴリ:日記
大阪府東大阪市 大阪歯周病センター歯科助手の八幡です。
皆さん毎日歯磨きをされていると思いますが、舌は磨かれていますか?今日は舌苔についてお話しします。
舌苔とは、下の表面に食べ物の残りカスや細菌、舌の剥がれた上皮細胞が付着しているものです。舌苔は舌の細菌の塊なので理論的には体内に入れない方がいいですが、舌が正常に働いている証拠でもあるので、本来は何の問題もありません。舌の表面は舌乳頭というザラザラした小さな突起におおわれています。舌乳頭には有郭乳頭・糸状乳頭・葉状乳頭・茸状乳頭という4つの種類があり、形態は様々ですが、どれも凸凹のある複雑な形をしています。この舌乳頭の中に舌苔は入り込んでしまうため、きちんと清掃しなければ舌苔は溜まってしまいます。舌苔の中には細菌が多く存在しているので、放置すると舌の病気・肺炎・口臭の原因にもなります。それを防ごうと次は逆に舌苔を取り過ぎることによって、生体反応が過敏に働き、より早く、より多くの舌苔が生成されてしまいます。
舌の上を歯ブラシで磨かれてる方もいらっしゃると思いますが、歯ブラシで舌をこすってしまうと舌を痛めたり、傷つける事になってしまい逆効果になりますので、舌専用の舌ブラシを使って清掃して頂くことが必要です。
舌を磨くうえで気を付ける4つの事は
・力は入れず軽く当てる事
・1日1回は使用する事
・使用後はしっかりと水洗いし風通しの良い所に保管する事
・1カ月程で新しい物と交換する事
注意してお手入れし、清潔に保っていきましょう。歯と同じように大切な役割がある、舌のお手入れをぜひ始めてみてください。
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