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ドライマウス

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 受付の吉間です。
12月に入り寒さも本格的なものになってきましたね。皆さん体調等は大丈夫でしょうか?
今回はドライマウスについてお話します。
ドライマウスはよく聞くことが多いと思いますが、歯科の専門用語では「口腔乾燥症」とも言われています。
どういった症状かと言いますと、唾液の分泌量が低下しお口の中が乾燥し痛みや不快感をもたらす病気です。
主な原因の多くが口呼吸、ストレス、食生活、生活習慣や糖尿病、高血圧などの生活習慣病とその治療薬の副作用など、すぐには解決出来ないことが多いので、根本治療には時間がかかります。。
ではどのような症状なのかと言いますと、クッキーやクラッカーなど水分の少ない食品が飲み込めないなどの嚥下(えんげ)障害、味覚障害、口のなかがねばねばする、唇・舌・口のなかの粘膜の乾燥や夜間の乾燥感といった症状が現れます。さらに、入れ歯が合わなかったり、付ける時に痛かったり、カンジダ菌の増殖による舌の痛みや口角炎(こうかくえん)も認められます。虫歯の多発、舌苔(ぜったい)の肥厚、口内炎や口臭が生じます。そういった症状が現れると口腔乾燥症の疑いがあります。
ドライマウスになった場合毎日の口腔ケアはもちろんのことですが、人工唾液などでお口の中の乾燥を防いだり、唾液腺マッサージをして唾液の分泌を促したりすることが一般的です。
唾液を分泌する唾液腺には、耳の手前にある耳下腺、舌の下にある舌下腺、下あごの下にある顎下腺があります。
耳下腺: 耳の手前を指で後ろから手前に向かって円を描くように
顎下腺: 下あごの骨の内側を耳の下からあごの中央部まで5か所くらいをそっと押す
舌下腺: 下あごの真下から下を上に突き上げるようにグッと押す。
これらをすることによって唾液腺が刺激され唾液の分泌を促すことができます。
今ドライマウスじゃなくてもいつ自分自身がなるかわかりません。普段から口腔ケアをしっかり行うことで予防対策になります。
お口のケアを怠らずしっかりケアしていきましょう。
大阪歯周病センターへ

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