フッ素について
2015年1月31日
カテゴリ:日記
大阪府東大阪市 大阪歯周病センター歯科衛生士の澤井です。
早いもので今日で年をあけて1ヶ月が終わります。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日はフッ素についてお話させていただきます。まず、虫歯菌の働きを抑えて、歯を溶かす酸を作らないようにしてくれます。
次に、歯を強くしてくれる効果があります。歯の表面のエナメル質という組織を丈夫で硬くして、虫歯菌の酸に溶けにくくしてくれます。
また、虫歯菌の酸に溶けかかった歯を修復してくれます。このように虫歯の予防にはとても有効です。実はフッ素は歯磨き粉だけでなく飲み物や食べ物にも含まれています。
例えばイワシ、牛肉、味噌、わかめ、大根、リンゴ、緑茶などがあります。特に海水には多く含まれているため、魚介類にはフッ素が豊富に含まれています。
しかし、フッ素には一度に大量に摂取してしまうと、中毒になってしまう危険性があります。フッ素が含まれている食べ物をたくさん食べるくらいでは中毒にはなりませんが、フッ素入りの歯磨き粉、ジェル、洗口剤などを大量に摂取してしまうと危険です。
フッ素入り歯磨き粉、フッ素ジェル、フッ素洗口剤をご使用になる場合には適切な量を守って使用するようにしてくださいね。
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