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フッ素の効果について

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の中川です。6月に入り、梅雨の季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?今日は、フッ素の効果についてお話します。皆さんは、フッ素というのもをご存知でしょうか。科学の元素記号の中に出てくるものという印象がある方もいらっしゃると思います。実はフッ素には歯を健康に保つため、重要な働きをしてくれるのです。その働きというのが、歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。初期むし歯ができてしまっても、フッ素の活用やその他のケアにより再石灰化しやすい状態をつくり出せれば、修復は可能です。初期むし歯が修復されるまでには、半年~1年程度かかるといわれています。その意味では、歯科の定期健診が半年に1回以上と推奨されるのは理にかなっているといえるでしょう。また、初期むし歯は自分では見つけにくく、歯科専門家による定期的なチェックが必要です。「初期むし歯ができてしまった!」と慌てて一時的にケアに気を遣うだけでは、フッ素の効果は十分に発揮されません。日々、口内の環境は変化し、脱灰に傾くリスクは常にあります。だからこそ、毎日のケアでフッ素をしっかり取り入れ、継続的にむし歯予防に努めることが大切なのです。大阪歯周病センターへ。

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