舌磨きの効果的なやり方
2016年10月29日
カテゴリ:日記
大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の仙波です。
近年はオーラルケアなどニオイに対する意識が高まっていると言えます。口腔内のケアの一環として、舌磨きを行っている人も多いでしょう。しかし、気になる口臭を消すために歯ブラシで舌をゴシゴシと強く磨いている方も少なくないと思います。しかし舌の粘膜はとてもデリケートなので間違った舌磨きを行うと逆効果になることもあるので、口臭予防に効果的な正しい舌磨きの方法をご紹介します。舌に付着している白い汚れは”舌苔(ぜったい)”を呼ばれていて、過剰に付着すると不快なニオイのするガスを放出するため口臭の原因になります。さらにひどくなると味覚障害を引き起こす可能性があるため適切な舌磨きで舌苔を除去するひつようがあります。舌の表面には、小さな突起があり、この突起の隙間にコケ状に汚れが付着するのです。汚れの細菌が繁殖することによって白くなります。まっしろになるほど付着していると、口臭の原因になるので除去する必要があります。
舌磨きの正しいやり方とタイミング
舌磨きは専用のブラシである「舌ブラシ」を使う方法をご紹介します。強くこすりすぎると逆効果になってしまいますのでやさしく行いましょう。口内炎などの舌に何らかの傷がある場合はケアの行うのはやめてくださいね。舌磨きを行うタイミングと注意点を3つ紹介します。①起床時など1日1回のケアで十分ー口臭が気になると、何度も舌磨きがしたくなるかもしれません。しかし、舌への負担を軽減するためにも、1日1回が望ましいでしょう。②歯磨きの前に舌磨きー歯磨きをした後に舌磨きをすると逆効果になりかねないといわれています。③舌磨きでかける力は100グラムー今一つイメージ出来ないかもしれませんが極めて弱い力であると言えます。
舌ブラシの正しい使い方
舌ブラシは、舌磨き専用のブラシであり、舌の形状を考慮して作られています。正しく使用することで効果的に汚れを除去できると言えるでしょう。①舌の汚れの付き方を確認するー舌を出して、奥の方まで汚れの付き方を確認します。②舌の奥に軽くブラシを当てて、手前に動かすーブラシを当てる位置が奥すぎると嘔吐反射が出やすくなる原因につながるので気をつけて、ゴシゴシとブラシを行ったり来たりさせず、奥から手前の方向に動かしましょう。③ブラシについた汚れを落とすーブラシの汚れの付き方を確認し、汚れがあまり付かなくなってきたら舌磨きを終了します。舌ブラシを上手に活用して、清潔な口腔内環境にしていきましょう。
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タバコと口腔
2016年10月22日
カテゴリ:日記
こんにちは。
大阪府東大阪市大阪歯周病センター歯科助手の八幡です。
今回はタバコと口の健康についてお話しますタバコを吸うと肺ガンにかかりやすい、とよくいわれますが、それ以外にも喫煙により引き起こされる病気は多く、タバコを吸わない人の死亡リスクを1とした場合、毎日タバコを吸っている男性の死亡リスクはとても高くなります。そんなタバコは口の健康にも大敵です。「タバコは百害あって一利なし」なので、タバコの煙で充満する口の中はとても危険な状態となり、見た目にも醜く不健康です。喫煙していると、歯の表や裏の面に茶色のヤニが付着します。ヤニは歯ブラシではなかなか取れません。また歯肉は色素沈着が進み、ピンクの歯肉を暗紫色から黒い色に変化させます。
喫煙は歯周病にとって最大の危険因子です。歯周病はもともと自分自身では気づきにくい病気ですが、タバコを吸うと歯周病の発見を遅らせます。歯肉が大きく腫れて痛くなったり、歯が動揺して噛めなくなった時には手遅れです。
歯周病の初期では歯肉が赤くぶよぶよしたり出血がみられますが、喫煙をしているとニコチンなどの影響でこのような初期症状があまりなく気が付かないまま進行してしまいます。
口の中の異常に気づいたら、歯を失う前に身体が悪くなる前に禁煙されることをおすすめします。当院では禁煙外来へのご紹介もしておりますので、お気軽にご相談ください。
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デンタルショー
2016年10月15日
カテゴリ:日記
大阪府東大阪市大阪歯周病センター歯科衛生士の近藤です。
先週の土日にありました「デンタルショー大阪 2016」に行って参りました。
近畿北陸地区歯科医学大会も併設されており大勢の来場者が見られました。デンタルショーでは去年同様多数のブースがメーカーごとに並んでいます。初めてみる形状の歯ブラシや新製品の歯磨き粉、CM等で見たことのある製品など市場にはあまり出回っていない製品を見たり実際に体験させていただいたり、気になっている製品の詳細や質問等答えていただきました。
また同時に行われている「Q&Aでわかる!メンテナンスの極意」をテーマにしたセミナーにも参加し、治療後のメンテナンスの重要性や患者様個々にあった清掃用具を選択し、レベルに合った指導を心掛ける大切さを改めて感じました。
さまざまな症例も見ることができ、患者さまのモチベーションを保つことが治療をスムーズに行う秘訣だと教えていただきとても勉強になりました。さまざまな製品のサンプルもいただいたので、自分で使ってみて今後の診療に役立てていきたいと思っております。
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