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歯をボロボロにしていく習慣

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 受付の室山です。
今日はあなたの歯をボロボロにしていく習慣についてお話します。〈ダラダラ食いを止める〉飲食の回数が増えると、お口の中で脱灰に傾く時間が長くなり、虫歯ができやすくなります。例えば、同じ数のチョコレートを、「数時間おきに食べる人」と「一度に全てを食べる人」では、「数時間おきに食べる人」のほうが虫歯のリスクが高まります。食べる量ではなく、食べる回数が大きく影響することがわかります。虫歯にならないようにするためには、時間を決めて間食を取ったり、飲食の回数を減らしたり、規則正しく食事をとることがとても大切です。〈就寝前に食べたり飲んだりしている〉「虫歯は夜作られる」、そんな風に言われるぐらい寝ている時間は危険な状態です。就寝中は唾液分泌が減少するため、唾液のもつ酸性を中和して歯を保護する機能や、食事やプラークによって溶かされたエナメル質などの自己修復を行う機能が働かないため、無防備な時間帯になります。寝る前には歯を磨くことをお勧めします。
〈歯茎が腫れる(歯周病)自覚症状を無視している〉
実は歯周病などの細菌は歯茎から血管に入り込み、全身を巡ってしまいます。そのため動脈硬化、心臓血管疾患、肥満、糖尿病、早産などに影響を与えているのではないか、と言われています。
〈「よく噛む」を「強く噛み切る」と勘違いしている〉
よく噛んで食べることは、消化や脳の刺激のためにとても大切。しかし歯への許容以上の負荷はグラつきを拡大させたり、歯周病の進行する促進する原因となるのです。適度な力で噛む回数を多くすることを心がけましょう。
〈痛みがなくなったので通院をやめる〉
最もよくない選択肢です。例えば、虫歯が原因で歯の神経を取った場合、痛みはなくなります。しかし、治ったわけではありません。そのまま治療を止めると、治療前より歯のダメージが急速に進行してしまうのです。
予防法↓↓
《食後の歯磨きが重要》
歯磨きは、食後30分位に磨くことが望ましいとされており、その際は丁寧に食べカスを落とすことが大切です。歯ブラシだけではお口全体の汚れを落とすことが難しいため、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助的清掃用具を併用して虫歯を防ぎましょう。外出などで歯磨きが難しい場合は、食後にキシリトール100%のガムを噛むか、お口の中に停滞する食べカスを少なくするためにブクブクうがいをするなどをして、お口の中を清潔に保ちましょう。
《フッ素もオススメです》
薬局やスーパーなどで販売されている「フッ素配合の歯磨き剤」や、歯磨きの後に使う「フッ素配合ジェル」などの低濃度のフッ素は、プラーク中の細菌の働きを弱めて、酸を作る力を抑える効果があります。日頃から使用して、虫歯のリスクを下げることに役立てはいかがでしょうか。また、歯科医院では、高濃度のフッ素を塗布し、歯の質を強化するという方法もあります。
【最後に】
歯科で定期的な検診を受け、治療をして専門的なクリーニングや個人に適した食生活指導を受けておくことも大切です。全身の健康を保つことにもつながりますので、まずは、お口の健康を保つことを心がけましょう。
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歯ブラシの寿命

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の上岡です。

みなさんは歯ブラシの交換時期の目安をご存知ですか?毎食後、一日三回歯磨きをした場合、歯ブラシの寿命は約1ヶ月と言われています。「2,3カ月使っていた」という方は、これから1カ月ごとに交換してみると汚れの取れ具合が変わります。しかし、使い始めてたとえ1ヶ月以内でも歯ブラシの毛先が広がってきたら寿命と言われています。毛先が広がった歯ブラシでいくら丁寧にブラッシングしても汚れをかき出す力が落ちている歯ブラシでは歯はきれいになりません。ですから、その歯ブラシを使い続けると虫歯や歯周病になりやすくなります。また弾力性もなくなっているため、歯茎や歯を痛めてしまうこともあります。
また歯ブラシをこまめに変えた方が良いもうひとつの理由は清潔さを保つためです。使い終わった歯ブラシを水で流してそのままスタンドに立てて保管する人が多いと思いますが、それでは歯ブラシの雑菌をすべて洗い流すことは不可能です。ですから時間が経つほど雑菌が増え、口臭の原因になったり健康に影響が出てくる恐れもあります。口の中をきれいにする道具ですから、できるだけきれいなものを使いましょう。
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お口の中も夏バテする?!

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科助手の仙波です。
暑い日が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?こんなにも暑いと夏バテになっていらっしゃる方も少なくないと思います。でも、夏バテをするのは体だけでしょうか?
実は、‟お口の中も夏バテする”のです。自覚がないという方は一度お口の中を意識してみてください。なんとなく不快な感じがしませんか?暑い夏は、体調だけでなく口内環境も悪化しやすくなります。
今回は、そんな夏ならではの口内トラブルについていくつか紹介いたします。まずは、一般的な夏バテについておさらいしましょう。
夏バテの症状には以下のものが挙げられます。疲労・食欲不振・倦怠感・微熱・胃痛・下痢・吐き気…etcいずれも暑さによって、自律神経が正常に機能しずらくなったことで引き起こされる症状です。
室温と外の温度差が開きすぎ、からだがついていかないことも、倦怠感や体調不良の一因になります。上記のよう症状がでたら、きちんと夏バテと自覚してしっかり体を労わりましょう。
では、夏バテが口内環境に与えるダメージについてご紹介いたします。
一つ目は、‟口臭がきつくなる” 夏バテによって免疫力が落ちている時には、口の中にいる金の活動が活発になります。
そうなると気になるのが口臭です。口臭の主な原因は、舌に汚れがたまってできた舌苔(ぜったい)にあり、臭いがきつくなるのは
舌苔で繁殖した菌によって発生する、硫化水素のような臭いのせいです。普段は、唾液の自浄作用によって、ある程は菌の繁殖が抑えられていますが、夏は汗をかくことで体内の水分が不足しやすく、唾液の分泌量が減りがちに。つまり、夏バテすると、「免疫力の低下」と「唾液の自浄作用の低下」というWパンチで、口の中の菌が繁殖してしまう可能性があるのです。また、夏はつるっとのどごしのよい食べ物が好まれますが、
そのことにより噛む回数が減り唾液の分泌が促進されにくくなるので、それも口臭の原因になります。
二つ目は、‟歯周病が悪化する” 夏バテの影響で口の中の免疫力が低下すると、もともと口の中にいた歯周病菌が元気になることで歯周病が進行しやすいといわれています。しかし、ほとんどの人は、歯周病になっても自覚症状がないので夏場に気づかないうちに歯周病が進行してしまうケースも少なくないようです。
三つ目は、‟口の中が浮腫む” 水分補給のし過ぎで、脚が浮腫んでしまったりした経験はないでしょうか?実は、脚だけでなく粘膜の多い口の中も浮腫みやすいのです。表に見えないので気にしない方もいらっしゃると思いますが、最悪の場合舌が浮腫み過ぎて喉を塞ぎ、呼吸困難になってしまう可能性もあるのです。口の中の浮腫みも決して侮ってはいけません。
三つの症状を紹介しましたが、知らなかった方がほとんどだと思います。夏バテや熱中症の対策の意識は高く持たれてると思いますが、「口の中も夏バテする」という危機感を持っている人はほとんどいないでしょう。その意識の低さが夏場に口内環境が悪化しやすい理由の1つかもしれません。お口の状態は、全身とつながっているということが分かってきているので、からだ全体の健康のためにも、今日からお口の中の夏バテの防止を意識して過ごしましょう。
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