ステイン
2016年3月5日
カテゴリ:日記
大阪府 東大阪市 大阪歯周病センター歯科衛生士の近藤です。
月日が経つのは早いもので年が明けて早2カ月が経ちました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は着色(ステイン)ついてお話しいたします。毎日歯磨きをしていても歯がくすみ、黄ばみが気になることはありませんか?この歯の着色汚れのことをステインと言いタバコのニコチンだけではなく紅茶、緑茶、コーヒーに含まれる色素などが長期間にわたって歯に沈着するとステインとなり見た目の悪化につながります。
歯のツルツルとした感じや白さは、歯の表面をコーティングしているエナメル質です。エナメル質は唾液が作り出すペリクルという薄い膜でおおわれておりこのペリクルにタンニンやニコチン、カルシウムや金属イオンなどが結びつくことでステインになります。ペリクルは歯を虫歯にする酸から守ってくれる役割がある一方でステインを吸着し、時間が経つとエナメル質に定着してしまうため繰り返しの飲食や喫煙で、少しずつステインは歯に付着し黄ばみや黒ずみとなって現れます。
ステインが付着するのを予防するために
・食後にお口をゆすぐ
・禁煙
・毎日の丁寧な歯磨き
を心掛けてみて下さい。
また歯科医院での定期的なお掃除も大切になります。歯の表面を専用の器具で磨くことによって着色も除去でき、表面がツルツルになるので再度汚れが付きにくくなります。ステインのないキレイなお口を目指しましょう。
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