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舌苔について

大阪府東大阪市 大阪歯周病センター歯科助手の八幡です。
皆さん毎日歯磨きをされていると思いますが、舌は磨かれていますか?今日は舌苔についてお話しします。
舌苔とは、下の表面に食べ物の残りカスや細菌、舌の剥がれた上皮細胞が付着しているものです。舌苔は舌の細菌の塊なので理論的には体内に入れない方がいいですが、舌が正常に働いている証拠でもあるので、本来は何の問題もありません。舌の表面は舌乳頭というザラザラした小さな突起におおわれています。舌乳頭には有郭乳頭・糸状乳頭・葉状乳頭・茸状乳頭という4つの種類があり、形態は様々ですが、どれも凸凹のある複雑な形をしています。この舌乳頭の中に舌苔は入り込んでしまうため、きちんと清掃しなければ舌苔は溜まってしまいます。舌苔の中には細菌が多く存在しているので、放置すると舌の病気・肺炎・口臭の原因にもなります。それを防ごうと次は逆に舌苔を取り過ぎることによって、生体反応が過敏に働き、より早く、より多くの舌苔が生成されてしまいます。
舌の上を歯ブラシで磨かれてる方もいらっしゃると思いますが、歯ブラシで舌をこすってしまうと舌を痛めたり、傷つける事になってしまい逆効果になりますので、舌専用の舌ブラシを使って清掃して頂くことが必要です。
舌を磨くうえで気を付ける4つの事は
・力は入れず軽く当てる事
・1日1回は使用する事
・使用後はしっかりと水洗いし風通しの良い所に保管する事
・1カ月程で新しい物と交換する事
注意してお手入れし、清潔に保っていきましょう。歯と同じように大切な役割がある、舌のお手入れをぜひ始めてみてください。
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