歯周治療セミナー
2015年11月28日
カテゴリ:日記
こんにちわ。大阪府東大阪市 大阪歯周病センター 歯科衛生士の澤井です。
今年もあと1カ月程になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今日は先日、行かせて頂いたセミナーについてお話させていただきます。改めて学ぶ歯周治療セミナーということで、歯周病治療の基礎から勉強させていただきました。
皆様、8020運動とはご存知でしょうか?平成元年より厚生労働省と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにとの願いを込めてこの運動が始まりました。8020の達成率は運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが現在では40%に迫り80歳での平均残数も5.9本から13.9本まで増えています。ご自分の歯がたくさん残っている方が多くなるということは、歯周病の罹患率が高くなるということです。これからの日本では歯周病治療がすごく重要になります。
今回のセミナーでは歯周病の病態別の治療法、歯肉の変化などを講師の先生の症例の写真をたくさん拝見させていただきとても勉強になりました。歯科衛生士の講師の先生方からは、ルートプレーニングという歯の根についている歯石を取る施術とルートプレーニングを行うキュレットスケーラーの研ぎ方のコツとポイントを教えていただきました。毎日の診療で実践しています。
その他にも、講師の先生の医院のシステムについても教えていただきました。講師の先生の患者さまとの信頼関係の築き方や実際に配布資料などをいただき参考にさせていただいています。
これからも院内での勉強会やセミナーで学んだことを日々の診療に生かして皆さまの歯を守れる歯科衛生士になりたいと思います。
大阪歯周病センターへ
SRPセミナー
2015年11月21日
カテゴリ:日記
こんにちは。大阪府東大阪市の大阪歯周病センターー歯科衛生士の大下です。
11月も半ばとなり、寒さも日に日に増してまいりましたがお変わりございませんか?
さて今日は以前行かせていただきましたSRP(スケーリングルートプレーニング)セミナーについてお話させていただきます。
スケーリングルートプレーニングとは。まずスケーリングとは、歯石を除去することです。歯石には歯茎の上についている歯肉縁上歯石と歯茎の中についている歯肉縁下歯石があります。次にルートプレーニングとは、歯周病が進行すると歯周ポケットが深くなるため、スケーリングだけでは奥深くの歯石を取ることができません。そのため、スケーリングだけでは歯周病が改善しない場合には、奥深くの歯石や感染した歯質をきれいに取る必要があります。ルートプレーニングとは、この奥深くの歯石や感染した歯質を専用の器具を使ってきれいに取る治療をのことを言います。除去をする器具はこのようなキュレットスケーラーです。
歯茎の中は切り開かない限り見ることはできませんので、どこにあるかしっかり確認して指先の感覚で探って除去します。ただ単に除去とは言っても、正しい姿勢で正しく歯茎の中に挿入しどのくらいの力加減で除去するかが重要になってきます。
今回行かせていただいたセミナーは午前と午後の2部制で行われたのですが午前中は講義、午後からは実習をさせていただきました。
今まで学校で学んできたこと、他のセミナーや、本にて学んだこと以外にも初めて知ることがたくさんありすごく勉強になったセミナーでした。講師の先生にもマンツーマンで教えていただいたりしたのでより分かりやすく、今現在も実行させていただいています。
セミナーに行くと今まで知らなかったことや最新の情報を得ることができるので患者の皆様に安心して通っていただくためにも自ら進んで参加していきたいと思います。
セミナーの最後には講師の先生より一人ひとり手渡しで修了証をいただきました。
徹底した歯周病治療なら大阪歯周病センターへ
咬む力の大きさ
2015年11月13日
カテゴリ:日記