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バイオフィルム

こんにちは。大阪府東大阪市 大阪歯周病センター歯科衛生士の近藤です。
皆さんはバイオフィルムという言葉を聞いた事がありますか?バイオフィルムとはプラーク(歯垢)と同様、歯周病菌を含む細菌の塊ですが
全く一緒のものという訳ではありません。
まずプラークとは、食べ物のカスが歯の表面につき細菌が繁殖したもので、白くネバネバしており、食後8時間が経つとプラークができると言われております。このプラークを除去する為には毎日の歯磨きが大切です。
次にバイオフィルムはプラークと同じだと思われがちですが細菌が集合してできた巣窟にフィルムのような膜を作っているものです。膜を張ってしまうと唾液による殺菌作用ができなくなってしまうだけでなく
歯ブラシで擦っても落としきれません。台所やお風呂場のヌメリと同じようなものといわれています。お口の中にもあのヌメリがあると思うとぞっとしますよね。
バイオフィルムに有効と表示のある歯磨き剤もありますが完全に除去するのは難しいと言われています。
ではどうするかと言いますと、歯科医院で行う「PMTC」と呼ばれるクリーニング方法で除去していきます。普段の歯磨きでは落とせないプラークやバイオフィルムを専用の器具とペーストを使って磨いて取り除きます。クリーニングのあとは歯の表面がつるつるして気持ちが良いですよ。ご自分で行うセルフケアと歯科医院で行うプロフェッショナルケアをしっかり行い健康でキレイなお口を保っていきましょう。
大阪歯周病センターへ

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