歯ぎしりのタイプは
2014年12月13日
カテゴリ:日記
こんにちは。 大阪附東大阪市 大阪歯周病センターのトリートメントコーディネーターの金谷です。
今年も残り少なくなってきました。寒波がやってきてより一層寒くなって来ましたが、みなさんお変りはないですか?
寒くなればみなさんギュッと噛みしめますよね?少しぐらいなら大丈夫なのですが、ずーっとしていると歯が擦り減ってしまいます。
特に多いのが夜寝る時の歯ぎしり・噛みしめご家族の方に指摘させた事はありませんか?
ご自分で歯ぎしりをしている自覚はありますか?
「ギシギシ・・・」 「ガリガリ・・・」 「ゴリゴリ・・・」寝ているときの「歯ぎしり」は自分ではなかなか気づきませんよね?実は歯ぎしりを長期的にしていると、歯がすり減ったり、割れてしまう事があります。
では、その歯ぎしりの原因はなんでしょうか?
一般的には、ストレスやかみ合わせのズレや歯並びの悪さが原因と考えられています。
最近の研究結果では、就寝中の胃酸の逆流によって引き起こされている場合もあるようです。事実、胃酸の分泌を抑える薬を飲むと、歯ぎしりの頻度が減少したという研究報告があります。また、歯ぎしりにも以下の3つのタイプが分けられます。
①歯をすり合わせる「ギシギシ」タイプ
一般的な歯ぎしりのタイプです。寝ているときに上下の歯を左右にこすり合わせて「ギシギシ」と音をたてます。
②食いしばる「ガリガリ」タイプ
上下の歯をぎゅっと強くかみしめるタイプ。寝ている時だけでなく、起きている時(何かに集中している時)にもみられます。また、「ギシギシタイプ」と異なり、音自体があまり出ないので
周囲の人にも気付かれにくく本人も自覚がないことが多いです。
③上下の歯をぶつける「カチカチ」タイプ
上下の歯をぶつけあい「カチカチ」、「カンカン」といった音を立てるタイプです。①と②と比べると発生頻度は少ないといわれています。そして最後に④上記①~③の複合タイプ眠っている間に①~③のタイプが時間帯によって現れるタイプです。
このようにひとくくりに「歯ぎしり」といっても、色々なタイプに分かれます。歯ぎしりの自覚のある方はどのタイプに当てはまるでしょうか?ずーっとしていることで、歯にも影響がでてくるのはもちろんですがアゴにも影響は出てきます。予防も大切のなので気になることはご相談ください。
大阪歯周病センターへ