歯周病の予防 ブラッシング

ブラッシング

歯周病や虫歯の原因はプラークです。ほとんどの歯周病が、丁寧なブラッシングによってプラークを取り除くことで、100%予防できるのです。また、程度が軽い歯周病であれば、ブラッシングによって治してしまうこともできます。

ブラッシングにしても、歯科医がかわってやってあげるわけにはいきません。食後にきちんとブラッシングをするかどうか、これも本人次第のことなのです。
このように、歯周病の予防や治療は、あくまで自分ですることが原則です。

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ブラッシング時に力をいれすぎない

プラークをしっかり取らないと、と思うあまり、力を入れて歯を磨く人がいます。こういう人の歯は、歯茎のまわりの歯がくさび状にすり減っていることがあります。
ブラッシングは、歯ブラシの毛先をあてて感触がある程度の力で十分です。決して強くこする必要はありません。強くこすると確かに表面の汚れはよく落ちますが、逆に歯と歯の間の汚れが取れていないことが多いのです。

血が出ても大丈夫

ブラッシングしていると血が出ることがあります。血が出ると不安になって、ブラッシングをやめてしまう人がいるのですが、これは困ります。細菌によって炎症を起こした歯茎からの出血ですから、言ってみれば悪い血です。悪い血はブラッシングでどんどん出してしまうことです。
ただ、痛みがある場合や、出血の多い場合には歯科医に相談してみてください。また、悪い血をだそうとがんばるあまり、力を入れすぎてブラッシングすることも禁物です。

スクラビング法

スクラブとは「ゴシゴシする」という意味です。歯ブラシを歯の表面に直角に当て、小刻みに往復運動させて磨きます。歯と歯の間や歯と歯茎の間の汚れを、かき出す方法です。毛先を歯と歯の間に少し入れて、もみだすようにして汚れを取ります。
力を入れ過ぎたり、堅すぎる歯ブラシをつかると、歯茎を傷つけることがあるので、注意が必要です。 よく歯周病治療に用いられるブラッシング方法です。

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ブラッシングは歯を磨くだけではない

最近は歯磨きの指導も徹底しており、3歳児検診などでも歯磨きの指導を行うところが増えています。しかし現在は、子どもや若い人にまで歯周病がどんどん増えているのです。
それは、磨き方が間違っているからです。お母さんも、子どもの歯の表面はけっこうきれいに磨いてあげているのですが、一番肝心な歯と歯茎の境目を磨いていないのです。プラークは、ここによくたまります。また、歯磨きは、歯や歯茎の汚れを磨いてかきとると同時に、歯茎をマッサージする意味ももっています。
歯磨きというのは、歯を磨くことだけではなく「歯と歯茎の汚れを取り、マッサージすること」なのです。「私は3度の食事のたびに歯を磨いているから大丈夫」という方でも、磨き方に欠点がある場合も多いことと思います。

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